天津池周辺運動公園の基本構想を策定(住民参加によるワークショップ)

広川町では、下広校区から出されていた運動公園整備の要望に応え、天津池周辺を校区の核となる運動公園の整備を図り、さらには隣接する石人山・弘化谷古墳公園との一体整備を進め、広く町民に利用される公園にするために、公園づくりの基本構想を策定することとしました。

公園づくり基本構想は、基本計画の前に公園の性格、役割、主要施設の内容、利用方法や維持管理の在り方など、公園整備の基本的な考え方を取りまとめるものです。

基本構想の策定にあたっては、多くの住民が利用する公園となるように、地域の区長、分館長、PTA、保育園保護者会、子ども子育て会議および各種ボランティア団体の方25人で公園づくりワークショップを実施しました。

ワークショップは、平成28年10月から平成29年2月までの期間で4回開催し、町民が描く公園のイメージ化に取り組みました。

ワークショップの開催状況

第1回 公園づくりワークショップ【平成28年10月13日】テーマ:現状を知ろう!

テーブルに地図が広げられていて、6人で話し合いをしている写真

第1回目となるワークショップでは、委員全員に委嘱書が交付され、今回の取り組み概要について事務局より説明がなされました。

最初に、参加委員を4つのグループに分け、公園予定地の現状について航空写真や地域の方からの情報提供により確認を行いました。その後、運動公園の規模や機能について協議し、公園に必要な要素を考えました。

第2回 公園づくりワークショップ【平成28年11月16日】テーマ:アイデアを出そう!

テーブルに広げられた資料を指している男性と話し合いをしている方の写真

第2回目のワークショップでは、前回の振り返り後、また、4班にグループ分けを行い、公園利用のイメージを話し合いました。

その後、運動公園の利用区分となるゾーニングを取りまとめました。

第3回 公園づくりワークショップ【平成29年1月19日】テーマ:プランを作ろう!

各テーブルで多くの方が話をしているワークショップ全体写真

第3回目のワークショップでは、さらに振り返りを行い、グループ分け後、広川町で活動する8つのスポーツ団体のグラウンド施設の利用状況や周辺施設についての情報共有を図り、公園計画の原案2つを作成しました。

第4回 公園づくりワークショップ【平成29年2月16日】テーマ:プランを確かめる!

前方のスクリーンに資料が映されているのを見ている方々の写真

第4回目で最終日となったワークショップでは、運動公園の最終プランが提示され、プランのチェックが行われました。その後、最終プランを立体化したイメージ図が表示され、最終意見調整が行われました。

最終案に対する意見としては、「大体、思った通りに出来ている。」という意見が出された一方で、「公園利用者が安全に利用するために、石人山・弘化谷古墳公園と天津池周辺運動公園との間を通っている県道の道路改良と信号機の設置対策が必要である。」「ほかの公園にない特徴的なものが必要である。」などの課題も出されました。

その後、公園利用のルートづくりや公園管理の在り方について、旗揚げ方式による意見聴取が行われました。

最後に今回の取り組みの総括がなされ、夢の実現のために財源確保に努め、計画実現に向けた対応を進めていきたいと考えています。

(注意) 今回、公園イメージ図を作成しましたが、この区域は正式決定されたものではありませんのでご注意ください。

この記事に関するお問い合わせ先

建設課 都市計画係

〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
電話:0943-32-1157/ファクス:0943-32-4287

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