地域づくりとコミュニティ

広川町では平成21年度から、モデルコミュニティ地区を設けて地域コミュニティ推進事業を行っています。

地域づくりとコミュニティ

少子高齢化が進行するなど社会情勢が大きく変化する中で、私たちの地域社会を取り巻く情勢も大きく変わりつつあります。

広川町は、古くから農業集落を中心に集落コミュニティが根付き、地域の公民館を拠点に青年団や婦人会が中心となって、活発な地域活動が行われていました。
しかし、近年、人口流入が進み、生活スタイルが都市型化する中で、地域コミュニティの希薄化が進行する事態となりました。
地域においては、活動の中心的役割を果たしていた青年団や婦人会を失い、地域活動の停滞やマンネリ化が出てきました。

一方、少子高齢化の急速な進行と住民ニーズが多様化する中で、高齢者や子どもの見守りや防犯・防災などの安心・安全の問題をはじめ、環境保全、地域伝統文化の継承、高齢者福祉の問題など地域における課題も、地域によって異なり多様化しています。

今、地方分権の時代を迎え、地域の特色を活かした「自立した地域づくり」が求められており、厳しい地方財政の中にあっては、地域の果たす役割が重要視されています。
このため、町では「広川町地域づくり推進計画実施要領」を設けて、地域コミュニティの推進を図っていくこととしました。

「地域コミュニティ」ってなに?

真ん中に白髪のおばあさん、両隣に赤ちゃんと女の子、後ろに女性と男性がおり、その周りをカラフルな色をした人形の絵が囲んでいるイラスト

地方分権の進展とともに、地域社会のあり方そのものが大きく変貌を遂げようとしている今、コミュニティによる自主的な活動を通して、住みよい地域づくりを実現していく試みが「地域コミュニティ」という形で全国的に広がりを見せています。

「地域コミュニティ」とは、日常生活のふれあいや共同の活動、共通の経験を通して生み出されるお互いの連帯感や共同意識と信頼関係を気づきながら、自らの地域を地域住民みんなの力で自主的に住み良くしていく。そうした地域社会のことをいいます。
私たちの身近なところにあるコミュニティには、行政区や子ども会、老人会、壮年会、婦人会などの女性グループ、消防団、PTAなどがあります。

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画係

〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
電話:0943-32-1196/ファクス:0943-32-5164

メールでのお問い合わせ