久留米絣

久留米絣とは

4種類の様々なデザインの久留米絣のを並べた写真

久留米絣の魅力は何といってもその二百年という歴史、人の手と時間とに磨き上げられた優れた技術です。例えば、その複雑な柄。久留米絣は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の絣をあわせてひとつの絣柄(かすりがら)を作りますが、これは経(たて)と緯(よこ)の柄を合わせるという高度な技術なくしてはできないことです。さらに絵糸という水先案内の糸に従って経糸(たていと)の束を粗苧(あらそう)と呼ばれる麻の表皮でくくることで速く、正確に、千変万化の柄を浮き出せるようにする-そんな画期的な発案の中から、その美しい複雑な絣柄が織り上げられるのです。

井上伝

井上 伝の似顔絵のイラスト

たったひとりの女性の手先から始まった
 ある日、伝は衣服が何度か水をくぐって色あせたところに、白い斑点(はんてん)がついているのに気づきました。粗けずりな美しさを持ったその斑点(はんてん)に見せられた伝は、持ち前の探求心が沸き立つのを押さえることができません。急いでその衣服を解きはなし、糸の白黒にならって白糸でくくりました。そして、これを藍汁に染めて乾かし、そのくくり糸をといてみたのです。-するとどうでしょう。これを機(はた)にのせてみると、白い斑点が数百点布面に現れ、不思議な魅力を持った新しい織物が仕上がったのです。この織物は所々かすれたように見えることから「加寿利(かすり)」と名付けられました。これが久留米絣のはじまりです。ときに西暦1800年頃、井上伝が若干12,3歳の頃です。重要無形文化財としての芸術性。多彩な表情。そして、いつも人々のとなりにある身近なあたたかさ。人々にとって井上伝という名は久留米絣のパイオニアとして、いつも思い起こされます。

久留米絣ができるまで

久留米絣の完成までに30もの工程があり、一反作り上げるまでまでにかかる時間は2か月以上かかります。その工程の一部をご紹介します。

くくり

上段に緑色の機械中段、下段にも同じ長さの機械が取り付けられ太い糸がからまっているくくりの工程の写真

たて糸、よこ糸の柄になる部分を括って防染する作業です。絣模様の原点で、作品の仕上がりに影響する重要な工程です。

藍染

たくさんの瓶が置かれ足で竹棒を抑えその先に布を絡めて藍色に染めている作業の写真

藍瓶に浸して絞り、その都度地面にたたきつけます。たたくことで糸を膨らませ、空気に触れさせ藍の酸化を促します。これを30回以上繰り返すことにより、深い藍色に染め上げます。

織り

藍染の糸を使い織機で布を織っている写真

手織りと機械織による織りがあり、どちらも経験と技術を必要とします。手織りは投杼機(なげひはた)という織機を使い、柄模様を合せながら丁寧に織ります。

久留米絣観光アクセスガイド

久留米絣観光アクセス一覧

 団体名

 手法

 住所

 電話番号

有限会社久留米絣 山藍

  • 手織
  • 藍染

広川町大字長延250-1

 0943-32-0150

藍染絣工房 山村健

  • 手織
  • 藍染

広川町大字長延241

 0943-32-0332

山村かすり工房

 動力

広川町大字長延252

 0943-32-0136

かすりの里®有限会社坂田織物

  • 動力
  • 藍染

広川町大字長延602

 0943-32-1402

丸亀絣織物工場

 動力

広川町大字日吉341

 0943-32-0048

野村織物有限会社絣藍ランド

  • 動力
  • 手織
  • 藍染

広川町大字新代1745

 0943-32-0018

かすり工房「藍の詩」
冨久織物

  • 動力
  • 手織
  • 藍染

広川町大字太田1236-1

 0943-32-1048

森山絣工房

  • 手織
  • 藍染

広川町大字新代109

 0943-32-0023

野村雅範絣織物工場

 動力

広川町大字新代1995

 0943-32-0331

野口織物

 動力

広川町大字一條851

 0942-52-3816

山下喜未輔織物

 動力

広川町大字新代1736-1

 0943-32-0005

小川内絣工房

  • 手織
  • 藍染

広川町大字新代1991

 0943-32-0041

久留米絣広川町協同組合

 

 

広川町大字新代1788

 0943-32-0010

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 商工観光係

〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
電話:0943-32-1142/ファクス:0943-32-5164

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