八女すだれ

 平成26年12月12日、「八女すだれ」が福岡県知事指定特産工芸品に指定されました。

八女すだれの始まり

八女すだれの後ろに庭園が見える風景写真

奈良時代の遣隋使によって伝えられ、九州の竹工芸師が京都に貴族の神殿つくりの仕切りとして献上した御簾が始まりと言われています。
竹の産地である八女では、明治時代から竹ひご加工業者が多数存在し、提灯、仏壇などの工芸品に使用する材料として生産していました。竹細工用のヒゴも大量に生産された中で、それを室内調度品のすだれとして生産したのが、八女すだれの始まりです。

八女すだれとは

すだれの前に白やピンク、オレンジの鮮やかな花が飾られている写真

八女地域の竹材特産工芸品として、100年以上作られ続けているすだれ製品。竹製品の生産で全国的に名高い八女地方では、竹細工とともに連綿と作られ続けています。
昭和初期数十軒あったすだれ業者は、現在では3軒のみとなっています。八女郡広川町にある2軒は、八女産の竹を加工した竹ヒゴを仕入れ、職人が今でも織機で1本1本織っています。また四方の縁(へり)を縫いつけたり、装飾金具や房を付けるのも手作業です。
伝統的技法で仕上げられたお座敷すだれ・御翠簾は、一般住宅・寺社仏閣用として全国に販売されています。

安価な外国産と違うのは、竹材料が高品質な国産であること。使用する寸法に合わせて作る受注生産品のため、ほとんどが手作業によって1品1品異なる仕様で仕上げられ、伝統的工芸の室内調度品としての価値があること。波模様の節揃えや、竹ヒゴの表裏の返し織り、高密度な経糸など、手作業でなければできない技術を用いていること。
さらに、現在は旅館や店舗等で使用するため防炎加工がされているすだれもあります。
また、お座敷すだれは日本独特のデザインであり、海外へも輸出されています。

生産者

株式会社 鹿田産業

  • [住所]八女郡広川町太田428
  • [電話]0943-32-1141

藤島製簾所

  • [住所]八女郡広川町大字川上538-1
  • [電話]0943-32-0052

有限会社 西川産業

  • [住所]八女市室岡482
  • [電話]0943-22-2923

生産工程

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課 商工観光係

〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
電話:0943-32-1142/ファクス:0943-32-5164

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