ブリッジ・サマー・キャンプ 2019 (アジア太平洋こども会議・イン福岡)
ブリッジ・サマー・キャンプ2019(アジア太平洋こども会議・イン福岡)への参加も今年で6年目となりました。
今年は、7月17日から22日までの6日間、ニューカレドニアから子ども達4人と引率者1人を受け入れました。
受け入れ準備から帰国までの、広川とニューカレドニア団の交流の様子を紹介します。
受け入れ準備
ニューカレドニア団を受け入れる前に、ウェルカムパーティーの準備や講座「ニューカレドニアってどんなところ?」「コミュニケーションの仕方を考える」などを実施しました。
ウェルカムパーティーの準備
ニューカレドニア団を福岡空港で迎える時に使用するウェルカムフラッグを作成しました。フラッグにはニューカレドニアの国鳥「カグー」と「広川まち子ちゃん」が歓迎している絵を描きました。また、ウェルカムパーティーの準備として、飾り付けの作成や出し物の「ソーラン節」と「パプリカダンス」の練習を行いました。



講座「ニューカレドニアってどんなところ?」
ニューカレドニアを訪れたことのある人に文化や習慣、日本との関係について話してもらいました。参加者は、ニューカレドニアで日本のラジオ体操を広めようとしていることや日本との交流が昔からあったことなどを聞き、ニューカレドニアを身近に感じていました。

講座「コミュニケーションの仕方を考える」
海外で買いものをする疑似体験を通して、もし言葉が通じなかったらどのようにコミュニケーションを取るのかを考えました。言葉が通じず買い物が出来ない、おつりが貰えないといった状況で、参加者はジェスチャーや表情を使い、言葉がわからなくても諦めずにコミュニケーションを取ることの大切さを学びました。


ホームステイ中の出来事
表敬訪問
7月17日、広川町役場でニューカレドニア団を出迎え、渡邉町長と吉住教育長を表敬訪問しました。ニューカレドニア団の引率者は「子ども達には、今回のご縁を大切に広川町で地域の人々の交流や文化を体験しながら多くのことを楽しみ、学んでほしい」と話してくれました。

出会いの日(ウェルカムパーティー)
滞在日初日に、産業展示会館でウェルカムパーティーを実施しました。ニューカレドニア団とホストファミリーが初めて出会った時、最初はお互い緊張した様子でした。「何を話して良いか分からない」と言っていた子ども達でしたが、ジャンケン列車をしたり、広川とニューカレドニア団の子ども達がパフォーマンスを披露したりと、交流していくうちに、だんだんと会話が増えていきました。ウェルカムパーティー開始時では見られなかった笑顔が、閉会時にはたくさん見ることができました。



学校登校
ニューカレドニアの子ども達は、ホストフレンドと一緒に2日間学校登校をしました。広川の小学校の授業や給食を体験しながら、多くの児童と交流しました。お互いに言葉が分からない中、サッカーや鬼ごっこをして遊んだり、お互いに似顔絵を描いたりしながらコミュニケーションを取っていました。ニューカレドニアの子ども達は「午前中に間食の時間が無かったからお腹がすいた」と話しており、日本と自国の文化の違いを感じていました。

お別れの日
遂にやってきたお別れの日。出会いの日ではどこか距離があった子ども達でしたが、6日間、一緒に過ごすことでその距離が無くなっていました。「帰国してからも連絡を取り合おうね」と話したり、握手やハグをしたりと、お別れを惜しんでいました。再び彼らが出会う日が楽しみです。

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 生涯学習課 人権・同和政策推進室
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