広川町第4次総合計画

 町では、平成23年3月に、平成32年度を目標年次とした町政経営の指針となる広川町第4次総合計画を策定しました。

総合計画とは

 総合計画は、町民の福祉向上や生活の安定のため、町の望ましい将来像を描くもので、目標達成のための必要施策の方向性や具体的な方策を明らかにし、総合的で長期的な基本施策を定めたものです。
 また、この計画は広川町の最上位計画に位置付けられており、町が策定する個別計画や各種施策は、すべてこの総合計画が基本となります。

計画策定までの経過

広川町総合計画策定委員会の開催

 町では、庁舎内に広川町総合計画策定委員会を設置し、第3次総合計画の達成状況調査を実施するとともに、新たな総合計画のマネジメントシートを作成し、総合計画の検討原案をとりまとめました。

町民アンケートの実施

 計画策定にあたって、まちづくりの現状と課題の把握や、まちづくりの方向性と町への重点施策要望など、計画反映のための町民アンケートを実施し、計画づくりの基礎資料としました。
 町内在住の18歳以上の男女を無作為に2500人を対象に、郵送による配布・回収を実施し、有効回収数1,082票(有効回収率43.3%)を得ました。

まちづくり座談会

まちづくり座談会で参加者の男性1人がマイクを持ち立って話をしている写真

 町内3小学校区での住民懇談会及び消防団、NPO・ボランティア団体、老人クラブ連合会、PTA、農業関係団体、商工会の6つの団体とのまちづくり座談会を実施し、地域及び団体のニーズの把握を行いました。

まちづくり町民会議

まちづくり町民会議ワークショップでグループに分かれて話し合いをしている写真

 町民公募により、分野別の町の施策について、5回のワークショップを開催し、分野別の町民から見たまちづくりへの提言と各種要望事項などを取りまとめ、計画づくりの基礎資料としました。
 また、総合計画原案作成後、報告会を開催しています。

広川町総合計画審議会

奥に10名以上の関係者達が並んで立ち、手前の男性2名が向かい合って立っている様子を見ている広川町総合計画審議会答申の様子の写真

 町の規則に基づき設置された会議で、町議会議員、教育委員会委員、農業委員会委員、町内公共団体の役員及び学識経験者等で組織され、総合計画策定委員会でとりまとめた総合計画検討原案に対し、必要な調査及び審議を行い、総合計画案に対する答申を行っています。

パブリックコメントの実施

 総合計画検討案に対し、全町民を対象に意見聴取を行うパブリックコメントを実施し、提出された意見の反映に努めました。

  • 実施期間 平成22年12月から平成23年 1月
  • 意見の数 9人(男5・女4)の方から31件の意見を頂きました。

町議会での議決

 パブリックコメントや審議会における答申を受け、作成した最終原案を3月議会に諮り、3月7日に議決を経て本計画が策定されました。

計画の構成と将来像

 本計画は「基本構想」「基本計画」「実施計画」で構成されています。

基本構想

平成23年度から平成32年度までの10年間を計画期間とした長期構想で、本町の将来の姿を展望し、その実現に向けての基本的な考え方を表すもので、長期的な視点に立った町政の総合的かつ計画的な経営指針となるものです。

基本計画

基本構想の施策の枠組みに基づき、今後取組むべき主要な施策を各分野にわたって定めています。
 また、目指すべき目標指標を定め、施策推進の点検・評価を行います。

実施計画

基本計画に基づく具体的かつ主要な事業計画を示すもので、社会動向の変化に対応し、毎年度見直すことで、最新の事業計画公表していきます。

めざすべき将来像

 いまこそ集い 未来へつなごう
 人と笑顔とふれあいのまち 広川
 から 安心と喜びを実感できるまちづくり から

 第4次総合計画では、「人と笑顔とふれあいのまち(全角スペース)広川」を目指すべき将来像として、豊かな自然環境、歴史・文化、人情味豊かな地域の力などの魅力ある地域資源、自動車交通の要衝にある地理的特性を活かしつつ、これまで以上に活力ある元気なまちづくりを推進していきます。
 また、「定住を進める」「豊かに暮らす」「人材を育てる」「地域を基礎に」の4つの基本理念のもとで、今後10年間のまちづくりの指針を定め、各種施策の実行に全力で取り組んでいきます。

第4次総合計画はこちらからダウンロードして下さい。

 広川町第4次総合計画(基本構想・基本計画)は、次よりダウンロードすることができます。

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企画課 企画係

〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
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