不活化ポリオ
ポリオ
ポリオ(急性灰白髄炎)は「小児まひ」と呼ばれ、1960年代に流行を繰り返していました。
ポリオウイルスは、人の口から入り、咽頭や小腸で増殖します。増殖したウイルスは便中に排泄され、その便を介してさらにほかの人に感染します。
ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は症状がでず、知らない間に免疫ができます。しかし、一部でウイルスが血液を介して脳や脊髄へと感染が広まり、手足に麻痺を起こし、その麻痺が永久に残ることがあります。
予防接種の効果により、日本を含む西太平洋地域での発生はなくなりましたが、東南アジアやアフリカ諸国など、海外では依然としてポリオの発生が見られる地域がありますので、国内での流行に備える必要があります。
平成24年9月1日より不活化ポリオワクチンが導入されたため、それまでの経口生ポリオワクチンの接種回数により、残りの不活化ポリオワクチンの接種回数が異なります。
- 生ポリオワクチンをすでに1回受けている。
不活化ポリオワクチンをあと3回受けてください。 - 生ポリオワクチンをすてに2回受けている。
不活化ポリオワクチンの接種の必要はありません。
(注意)平成24年11月より、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)が導入されています。四種混合を受けている人は、単独での不活化ポリオの接種は必要ありません。
不活化ポリオの接種時期
予防接種法で定められた対象年齢
『生後3か月から7歳半に至るまで』
法で定められた対象年齢 |
回数 |
標準的な接種時期 |
間隔 |
---|---|---|---|
生後3月から7歳半に至るまで |
初回(3回) |
生後3か月から生後12か月に達するまで |
20日以上の間隔 |
生後3月から7歳半に至るまで |
追加(1回) |
初回終了後、12月から18月に達するまで |
初回終了後、6か月以上 |
この記事に関するお問い合わせ先
住民課 健康係
〒834-0115
福岡県八女郡広川町大字新代1804-1
電話:0943-32-3502/ファクス:0943-32-7044
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